ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社

2019年度 株主懇談会

このたび、株主さまから直接、当社グループの経営や商品・サービスに関する貴重なご意見・要望を承ることを目的に第4回株主懇談会を開催いたしました。
当社は、2016年1月13日に策定した「コーポレート・ガバナンスに関する基本方針 第5章 株主との対話」において、『当社の株主数の多くを占めるお客さま株主と交流する機会を設け、建設的な対話を継続して行う』と定めております。

第1部の「事業報告」に引き続き、第2部の「株主の皆さまとの懇談」では、当社及び事業会社の主な活動をご理解いただけるよう「展示・プレゼンコーナー」を設けました。継続して取り組んでいる「環境・社会貢献活動」や将来を見据えAIを活用した新しい取り組みのご紹介、当社のプライベートブランド「eatime」では、アイス全12種類のご試食など、お楽しみ頂けるコーナーも設けました。

今年度も株主の皆さまと当社と各事業会社の役員・執行役員がテーブルを囲み、貴重なご意見を承りました。懇談の中で頂戴した多くのご意見・ご要望を今後の経営に活かし、より一層当社グループに対するご理解を深めていただけるよう努めてまいります。今後とも引き続き、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

日時 2019年11月25日(月) 14:00~15:45
場所 浅草ビューホテル 4F「飛翔の間」
東京都台東区西浅草3-17-1
ご参加株主様 151名
開催内容

第1部:「事業報告」

2019年度上半期(3~8月)の事業報告と今後の取組みについて、代表取締役社長の藤田よりご説明させていただきました。

第2部:「株主の皆さまとの懇談」

  • 株主懇談会の様子
  • 株主懇談会の様子

立食形式のテーブルを囲み、株主の皆さまと、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱及び㈱マルエツ、㈱カスミ、マックスバリュ関東㈱の各社取締役、執行役員が歓談いたしました。

  • 株主懇談会の様子
  • 株主懇談会の様子
  • 株主懇談会の様子
  • 株主懇談会の様子

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱代表取締役副社長の古瀬(㈱マルエツ代表取締役社長)より、株主の皆さまへ本日の御礼を申し上げました。

「事業会社による様々な活動の展示・プレゼンコーナー」

○環境・社会貢献活動

・「盲導犬募金」マルエツ
  • 「盲導犬募金」マルエツ コーナーパネル
  • 盲導犬とのふれあい

マルエツでは、1993年より全店(魚悦 糀谷店を除く)で「盲導犬育成募金活動」を実施しており、このたび、2019年8月末時点で、累計募金額が3億円に達しました。
盲導犬訓練センターの施設見学会の実施や店舗で盲導犬とふれあう「ふれあいキャンペーン」を開催しています。
※株主懇談会当日は、公益財団法人日本盲導犬協会様のご協力により、実際にPR犬の「ダーウィン」によるデモンストレーションや、触れ合の場も設け、株主さまにも盲導犬、視覚障がいの方への理解を深めていただきました。

・「カスミ共感創造の森」カスミ
  • 「カスミ共感創造の森」カスミパネル
  • カスミでは2011年春から環境保全活動の一環として「カスミ共感創造の森」づくりに取り組んでいます。この活動は、茨城県笠間市の吾国愛宕県立自然公園で森林再生事業を行うもので、環境保全の大切さを地域の皆さまやお客さまとカスミの従業員が共感し、絆を深めることを目指しています。今年度は下記のとおり「植樹祭」を実施いたしました。

    ■日 時:2019年5月11日(土) 10:00~12:30
    ■場 所:茨城県笠間市愛宕山
    ■参加人数:約630名
    (お客さまボランティア約253名、地域ボランティア約53名、ボーイスカウト20名、
    ガールスカウト茨城8名、笠間市新入職員約17名、従業員ボランティア21名、
    カスミ新入社員179名、他

・「フードバンク」カスミ
  • 「フードバンク」カスミパネル
  • カスミでは、2016年11月より茨城県牛久市内の店舗にて、フードバンクへの食品の寄付を開始しました。フードバンクは、品質上問題なく安心して食べられるにもかかわらず、さまざまな理由で廃棄される食品を、企業などから提供を受けて福祉施設など食品を必要としているところに贈る活動です。カスミの78店舗(2019年8月現在)のエリアで実施しており、食品廃棄物の抑制を図るとともに、期限到来前の食品を有効活用してまいります。

・「黄色いレシート」マックスバリュ関東
  • 「黄色いレシート」マックスバリュ関東パネル
  • マックスバリュ関東では、毎月11日に「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」を実施しています。お客さまがレジ精算時に受け取った黄色いレシートを地域のボランティア団体名が書かれた店内備え付けのBOXに投函していただくことで、レシート合計の1%分の品物を各団体に寄贈する取り組みです。

○お客さまサービス向上活動

・「マルエツカード」マルエツ
  • 「マルエツカード」マルエツパネル
  • マルエツでは、2019年9月1日(日)より、自社初の提携クレジットカード「マルエツカード」を発行しました。
    特徴は、クレジット機能に電子マネー「WAON」もご利用いただける、1枚2役の便利なカードです。レジでの快適なお会計を提供するとともに、お買い得特典満載のカードです。

・「U.S.M.H 公式モバイルアプリ」と「KASUMI LABO」U.S.M.Holdings、カスミ
  • 「KASUMI LABO」カスミパネル
  • 「KASUMI LABO」カスミパネルの様子

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは富士通株式会社様と、「U.S.M.H 公式モバイルアプリ」とその基盤システムの共同開発をすすめ、2019年6月より、「カスミ筑波大学店」で従業員を対象に、本システムを先行導入し実証実験を行ってまいりました。
実際に買い物する際のアプリのユーザビリティや機能の検証、改善を行いこのたび、「U.S.M.H公式モバイルアプリ」を、10月21日(月) より、カスミ筑波大学店とカスミ本社1階に同日オープンしました「KASUMI LABO」にて、お客さま向けに展開を開始いたしました。

・ネット・宅配スーパー
  • ネットスーパー
  • 宅配スーパー

これからの環境変化の要因として、人口減少・人口の都市部集中・超高齢化社会・免許返納・単身世帯増加、働く女性の増加・家事時間減少等があげられます。これに伴い、お客様の買物方法も変化し、商品の選び方、受取方法、決済方法等様々な対応が必要となり、ネットスーパーをはじめ新しい購買チャネルの市場規模拡大が予測されます。
これらの変化の中、これからもお客さまのご要望に寄り添い、身近なスーパーマーケットとしての買い物便利スーパーを実現してまいります。

○従業員の満足度向上活動

・「AIロボ」U.S.M.Holdings
  • 「AIロボ」U.S.M.Holdings展示
  • 「AIロボ」U.S.M.Holdings展示の様子

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスでは、2018年11月から東京・錦糸町の店舗(フードスクエアカスミ オリナス錦糸町店)で自律移動型のAIロボットを稼働しています。夜間に店舗のPOPに記載されている、期間と売価についてチェック作業を行い、従業員の作業軽減、効率化を推進しています。(ご協力:日本ユニシス株式会社様)

・「カスミ いいねの森保育園」カスミ
  • 「カスミ いいねの森保育園」パネル
  • 「カスミ いいねの森保育園」パネルの様子

カスミは、仕事と、子育ての両立支援を目的に内閣府が主導する企業主導型保育事業として、2019年7月14日、「カスミいいねの森保育園」を開園いたしました。
茨城県内でも待機児童が多いつくば市に保育施設を開設することで、待機児童解消の一助を担い、また、福利厚生および地域貢献の一環として、育児休暇から復職しやすい、仕事と育児を両立できる環境づくりを目指し、「環境と食育、ふれあい」をテーマとした「カスミいいねの森保育園」を設置・運営いたします。地域に寄り添い、誰もが自分らしく働きやすい企業を目指して、企業の社会的責任を果たしてまいります。

・プライベートブランド商品「eatime(イータイム)」U.S.M.Holdings

  • 試食コーナーの様子
  • 試食コーナーの様子
  • 試食コーナーの様子
  • 試食コーナーの様子

U.S.M.Holdings のプライベートブランド商品「eatime(イータイム)」は、2017年10月に「厳選した逸品との美味しい出逢いで毎日の食事もっといい時間に」という思いをこめ、「eat」と「time」を合わせて「eatime」と名付け、商品開発を推進しています。
商品は、南イタリアから厳選した「トマト缶」や各種パスタなどの「洋風メニュー」をはじめ、「和風」「中華」など幅広く取り揃えています。当日は、中でも高いご支持をいただいている「アイスクリーム全アイテム」をご用意いたしました。

※「eatime」の商品紹介、各種レシピ等はコチラで https://www.usmh.co.jp/eatime/